ラグビーW杯中継で高視聴率続々 日テレ社長「大きな花が開いた」

[ 2019年10月28日 14:11 ]

アイルランドを破り喜ぶ日本代表
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11月2日のラグビーW杯決勝戦を生中継する日本テレビは、小杉善信社長が28日の定例会見で「2007年のフランス大会から放送しておりまして、2015年の世紀のジャイアントキリングで(日本が)南アフリカに勝って視聴率も伸びた。今回、大きな花が開いたと思います」と述べた。

 ゴールデン帯やプライム帯などの前後にも日本戦だけでなく、海外勢同士の対戦も生中継するなど、「今回は思い切った編成をさせていただいたが、まだデータの出ていない南ア戦を除いても、日本代表戦を含め(のべ)7903万というかなり多くの方に見ていただいた」と説明。

 「ラグビーの認知率を上げるため、いろんな試作をした。局の垣根も越え、NHKやTBSさんともコラボするなど、かなり準備した」と振り返った。

 小杉社長も前月の記者会見には日本代表のジャージー姿で出席し、中継をアピールした。

 日本代表への盛り上がりには「ラグビーの持つ規律、自己犠牲が日本人好みだったのではないかと。愚直なまでのワンチーム、組織への献身、ここぞという時の個人のパフォーマンスが見る人の心を打ったと個人的には思います」と分析した。

 日テレが放送した平均視聴率(関東地区、ビデオリサーチ調べ)は、9月20日の日本―ロシア戦が18・3%、今月5日の日本―サモアは32・8%、13日の日本―スコットランド39・2%を記録。日本戦以外でも19日の準々決勝ニュージーランド―アイルランドは16・5%、27日の準決勝ウェールズ―南アフリカは19・5%だった。

 イングランドと南アフリカの決勝は午後5時30分から横浜国際総合競技場で行われる。

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