門倉有希 乳がん闘病を告白 昨年8月に発覚 現在も抗がん剤治療中「もう一度紅白に」

[ 2019年9月18日 11:37 ]

門倉有希
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 歌手の門倉有希(45)が18日、自身のブログを更新し、乳がんを患っていることを告白した。

 門倉は「ファンの皆さん、お元気ですか?今日は残念なご報告です」と切り出し、「乳がんになりました。胸の異変に気づいたのは昨年8月ごろでした」と乳がんにり患したことを報告した。

 「私は小さな頃から病気とは縁のない元気な子供だったので普通の“デキモノ”だと思い、市販の薬りを塗っていましたが、ついに貧血で倒れ病院に運ばれました。検査の結果、がんが発覚しました」と明かし、「がんと解った時、自分の身体のことより、これから歌はどうなるのか?仕事は?頭の中が真っ白になりました」と病気が発覚した瞬間を回顧。「歌をうたいたい一心で治療を続けました。良い先生に巡り合いました。お陰様で治療のかいあって、6月よりコンサートのステージに立つことが出来るまで回復しました」とすでにステージに立てるまでに回復しているとしつつ、「新曲『あなたがすべて~Only Love~』も大切な時期だし、11月には私の思い出がいっぱい詰まったカバーアルバムが発売されます。がんに負けている訳にはいきません。これからCDのプロモーションや夢グループのコンサートで全国にお伺いします。応援宜しくお願いします」と前を向いた。

 さらに「反省」とし「自分の身体に対する自己過信や自分の病気に対する自己判断などががんの発見を遅らせたと反省しています。異変に気づいたらすぐ病院へ…大切な夢や生きる目的を失くすことのないように…私の場合、大きな声で歌うことがとてもよい薬になっているように思います」ともつづっている。

 門倉はこの日放送のテレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)にVTR出演し、病気について初告白。門倉は抗がん剤がマッチしたことで、3週間で退院できたというものの、3週間で現在も抗がん剤治療を続けているという。「(治療は)週1なんですけど、3回やって1週休んでの繰り返し感じですね」と語り、「歌を歌うことが何よりの薬だと、先生には言われてます。もう一度紅白(歌合戦に)に出たい」と今後の目標を力強く語っていた。

 門倉は1994年、「鴎…カモメ」でデビュー。1996年、NHK新人歌謡コンテストで「女の漁歌」を歌い、グランプリを受賞。その年に「第47回NHK紅白歌合戦」に出場している。

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2019年9月18日のニュース