二階堂ふみ “欠席”成田凌に思わず「なめてるのかな?って思って…」

[ 2019年9月14日 13:31 ]

映画「人間失格 太宰治と3人の女たち」公開記念舞台あいさつに登壇した二階堂ふみ
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 女優の二階堂ふみ(24)が14日、都内で行われた映画「人間失格 太宰治と3人の女たち」(監督蜷川実花)の公開記念舞台あいさつに、主演の小栗旬(36)、蜷川実花監督(46)らと登壇。共演した事務所の後輩である俳優の成田凌(25)との“関係”について本音をもらし、笑わせた。

 成田はこの日は欠席だったが、同作に若手編集者・佐倉潤一役で出演している。撮影で印象的だったエピソードを聞かれた蜷川監督は「成田くんが(二階堂演じる)富栄に襲い掛かるシーンで、すごい緊張していて、奮い立たせるためにウロウロしていて…。人から見えないところに行って、精神統一しようとしていた。でも、影(シルエット)で全部見えていて…。それがすごいかわいくて印象的でしたね」と成田のエピソードを披露。そのうえで「しかも、(そのシーンで)ふみちゃんに『男、見せないとですね!』って言われたんだよね」と二階堂に水を向けた。

 そんな蜷川監督の言葉に、二階堂は苦笑い。「(成田から)すごい『大丈夫?』とか言われてきて、『なめてるのかな?』とか思っちゃって…」と本音をポロリ。さらに「私、一応、事務所の先輩なんですよ。年は成田くんのほうが上だけど…。なのに、すごい肩を置いて自分の靴を履いたり、ずっとイライラがたまっていて…。ここだ!って思って、ここで私のイライラをぶつけるしかないと思って」とぶっちゃけ。成田について「やさしいから」とフォローを入れつつも「大丈夫、大丈夫って聞いてきた時に…それでちょっと言っちゃった…」と申し訳なさそうに笑った。

 これには、小栗も「あれは後から聞いて面白かった。『完全にやられまくってたよ』って」と話すと、蜷川監督も「最高でしたね。あれで、(成田の)爆発の演技につながった。ふみちゃんのおかげです」と感謝していた。

 同作は天才作家・太宰治の愛の遍歴を史実に基づいて描く物語で、小栗は太宰、太宰の正妻・美知子を女優の宮沢りえ(46)、作家志望の愛人・静子を沢尻エリカ(33)、最後の女・富栄を二階堂、静子の弟・薫を千葉雄大(30)がそれぞれ演じている。イベントには、沢尻、千葉も参加した。 

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