吉永小百合　天海祐希を「アニキ」呼び！ファンサービス初体験に「宝塚のスターになった感じ」

映画「最高の人生の見つけ方」ジャパンプレミアで、壇上からペンライトを振る（左から）犬童一心監督、前川清、天海祐希、吉永小百合、ムロツヨシ、佐々木彩夏、百田夏菜子、玉井詩織、高城れに（撮影・久冨木　修）
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　吉永小百合（74）と天海祐希（51）がダブル主演する映画「最高の人生の見つけ方」（犬童一心監督、10月11日公開）の公開に先立ち、3日、都内でイベントが行われた。主演の吉永、天海と吉永の夫役を演じた前川清（70）らが、公開前あいさつを行った。

　共に余命宣告を受けた吉永演じる「大真面目な主婦」と天海演じる「大金持ちの女社長」が人生最後の旅に出て、様々な人間模様に遭遇するハートフルロードムービー。

　天海らとレッドカーペットを歩いた吉永が、天海のことを「アニキ」と呼び、レッドカーペットでのファンサービス初体験に「自分も宝塚のスターになったような感じ」と場を和ませると、天海が「私も楽しんで撮影できた」と吉永に感謝の気持ちを伝えた。

　その後、犬童監督が「（夫役に）前川さんを推薦したのが、吉永さん」と打ち明けると、会場からは驚きの声が。すると前川が「『いつものようにぼーっとした感じでいい』と言われたが、僕は『よーい、スタート』となると、ぼーっとした感じが出ない。目の前に吉永さんがいると台詞が全部真っ白になる」と照れながら話し、再び会場を笑いで包んだ。

　犬童監督が「映画を観てくれた方が、1回立ち止まって『自分の最高の人生とはなんだろう』と考える時間を持ってくれたらいい」と締めくくると、登壇者全員うなずきながら、映画完成の喜びに浸っていた。