ワタナベエンタがコンプライアンスセミナー実施 謹慎中のザブングルも参加

[ 2019年8月5日 18:30 ]

ワタナベエンターテインメントのコンプライアンスセミナーの様子
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 ワタナベエンターテインメントは5日、都内の本社で社員、所属タレントに向けたコンプライアンスセミナーを行った。

 出席タレントは中山秀征(52)、堀内健(49)、ゴルゴ松本(52)、イモトアヤコ(33)ら66人で、社員を含め合計約150人。詐欺グループの忘年会での闇営業が発覚し謹慎中のお笑いコンビ「ザブングル」の松尾陽介(42)と加藤歩(44)も参加した。

 警視庁組織犯罪対策部のメンバーを講師とし、2時間にわたって「暴力団等反社会勢力に対する具体的な対応要領」「違法薬物の危険性・問題について」をテーマに開催。その結果、全所属タレント、全社員に対し、コンプライアンスの徹底ならびに反社会的勢力とは関係がないことを確かにしたと報告している。

 以下、ワタナベエンターテインメントからの報告全文

 弊社のコンプライアンスに関する取組み

警視庁組織犯罪対策部の方々によるコンプライアンスセミナー実施についてのご報告

 本日8月5日、ワタナベエンターテインメント本社にて、社員、所属タレントに向けたコンプライアンスセミナーを実施いたしました。講師として警視庁組織犯罪対策部の方々にお越しいただき、弊社顧問弁護士、警察庁出身でコンプライアンスを専門とする弁護士の方にも同席いただいた上で、約120分間にわたり、所属タレント・社員含め総勢約150名が、法令を遵守した事業活動に取り組めるよう、暴力団等反社会的勢力に対する対応の基本や違法薬物について、対策マニュアルの周知徹底、法律や違反事例の解説を取り入れた内容の講習を、VTRも含め受講しました。

 スケジュールの都合上やむを得ず参加できなかった所属タレントや、大阪、九州、名古屋の支社に所属する社員及びタレントに向けては、今回のセミナー全編を映像化し、後日追加でセミナー日程を設けて講習を受けられるよう体制を整えており、徹底して全社コンプライアンスの遵守に努めてまいります。

 弊社は、より一層のコンプライアンス体制強化に向けて取り組んでいくと共に、「エンターテインメントを通して世の中の人々に生きることの大切さを伝えたい」という理念の下、今後とも社会貢献に励んでいく所存です。

※弊社ではこのコンプライアンスセミナーに先だって、警察関係者や顧問弁護士等からの協力を得て作成したコンプライアンスに関する説明資料に基づき、全所属タレント、全社員に対して改めて丁寧に説明と確認を行った上で、コンプライアンスの徹底ならびに反社会的勢力とは関係がないことを確かにした旨、ご報告申し上げます。

【開催概要】
開催日:2019年8月5日(月)10:30~12:30
講演時間:約120分間
出席者数:社員、所属タレント含め総勢約150名
開催場所:株式会社ワタナベエンターテインメント 本社
講演テーマ:「暴力団等反社会勢力に対する具体的な対応要領」
「違法薬物の危険性・問題について」
講師:警視庁 組織犯罪対策部の方々、弊社顧問弁護士、警察庁出身でコンプライアンスを専門とする弁護士の方

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