さんま、吉本の内情明かす「上層部はゲッソリ。つくづく大きくなり過ぎたってのがあるね」

[ 2019年8月4日 00:24 ]

明石家さんま
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 お笑いタレントの明石家さんま(64)が3日、自身がパーソナリティーを務めるMBS「ヤングタウン土曜日」(土曜後10・50 通常は後10・00~)に出演。吉本上層部が追いつめられている現状を明かした。

 所属芸人の闇営業問題に端を発する吉本興業の騒動。いまだ収まることなく、心労などもあってか「上層部はみんな、ゲッソリやせてきてる」そう。それでもさんまは「吉本の社員はやせるやろ。『吉本ダイエット』って本出すかもな。吉本、何でも金にするから」と笑いを誘っていた。

 さんまは岡本社長の会見後、「あの件、おかしいぞ。あれは会社のウソやろ。ちゃんと調べてから言え」と、岡本社長を叱責することもあったという。すると岡本社長から「記者会見の件でいろいろ調べたんですけど、僕ね、記者会見終わってからさんまさんのことでいろいろ調べてたんですけど、検索してたら“ポンコツ会見”てばっかり出てくるんで…。すみませんが、ちょっと休憩さしてくれませんか?」と泣きごとを言ってきたとか。それを聞いたさんまは「確かに、ポンコツ会見は事実やったけども、お前もツラいわな」と、素人でありながら長時間の会見を行った岡本社長をおもんぱかった。

 また、岡本社長の発言についても「記者会見もつらかったやろけど、言えないことあるしね。それを言えばいいじゃないかっていうたって、言えないこともあるんですよ。世の中って。アイツも骨身にしみてネットの恐怖を十二分に味わったんだ、と思うけども」と擁護。会見での立ち回りの難しさについても言及していた。

 さらにさんまは「俺たちの時代は、横山やすし師匠やほかの芸人さんがいろんなこと起こしても『休んどけ。ちょっと休んで、この舞台から復帰しろ』ていうてね、これだけの会話で済んでた。それが普通のもんだと暮らしてきてたのが、こんな惨事になって…つくづく吉本が大きくなり過ぎたってのがあるね」とポツリ。時代の流れに乗り切れなかった吉本の現状を憂えていた。

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2019年8月3日のニュース