武田真治 忌野清志郎さんと出会いサックス奏者として復活「まだ音出るんだ!」

[ 2019年7月16日 16:16 ]

俳優の武田真治
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 俳優でサックス奏者の武田真治(46)が16日、TBSラジオ「伊集院光とらじおと」(月~木曜前8・30)に出演。ロックミュージシャンの忌野清志郎さん(享年58)と出会い、サックス奏者として復活できたことを明かした。

 武田は25歳の時に顎関節症を患い、医師から筋トレを勧められて体を鍛え始めた。最近では筋肉キャラとしても話題を集めている。

 顎関節症で「何が悲しかった、何がつらかったって、サックスを吹けなくなったこと。僕にとってサックスが切り札」と語り、切り札を失うと俳優業もできなくなったと告白。当時はフジテレビ系「めちゃ×2イケてるッ!」以外の仕事はなくなり、「(ある時期は)実家に戻っちゃったりしていた。でもおかげで療養できましたね」と振り返った。

 そんな時に出会ったのが清志郎さん。「サックスが吹けない時期に、竹中直人さんが気落ちしてる僕を飲みに誘ってくれて、清志郎さんを紹介してもらった」という。忌野さんは「君、サックス吹く子だよね。僕も好きで最近始めて見たんだ、どうかな?」と言って、サックスを噛み切らんばかりに力一杯吹いてくれたそうだ。それを見て“こんなにあごに力入れて吹いちゃダメだよ…あ、俺もだ!”と気づき、「力を抜(いて吹)くきっかけになりました」と明かした。

 そして、「清志郎さんのスタジオで清志郎さん(所有)のサックスを吹くという。(自分が吹いても)“まだ音出るんだ!”みたいな」と、音を1年以上出せなかった時の状況を、故人へ感謝をにじませながら語った。

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