帰宅のKANA―BOON飯田 事件性なし、自ら連絡絶つ?17日にもコメント 23日ライブは検討中

[ 2019年6月17日 05:30 ]

KANA-BOONのベース・飯田祐馬
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 今月5日から音信不通になっていた4人組ロックバンド「KANA―BOON」のベーシスト、飯田(めしだ)祐馬(28)が15日深夜、都内の自宅に戻ったことが16日、分かった。バンドが公式サイトで明らかにした。

 サイトでは所属事務所名義で「15日深夜にご家族より、本人が帰宅したとの一報を受けました」と報告。飯田の様子については「ご家族によると、憔悴(しょうすい)してはいるものの、ケガなどはないとのこと」とした。音信不通になった理由、どこにいたのか、1人だったのかなどについての記載はなかった。所属事務所によると、17日以降にコメントを出す方向で調整している。会見は予定していない。

 何らかの事件に巻き込まれたとの臆測も飛んだが、所属レコード会社は「事件性はないと認識している」と話しており、トラブルなどではなく自らの意思で音信不通状態だったもよう。

 飯田の不在でバンドは15日のライブを中止。当面は3人のメンバーで活動を継続する意向を示していた。23日にも都内でライブが予定されているが、出演するかは検討中。サイトでは今後の活動について「本人の体調をみつつ、メンバーとともに話し合いを進めたい」としている。関係者も「近いうちにメンバー同士で話し合いをもつことになる」と話している。

 バンドのツイッターにはファンから「とにかく無事でよかった」などと安どする書き込みが相次いだ。メンバー3人もそれぞれ個人のツイッターで報告。ボーカルの谷口鮪(29)は「めしだが帰ってきました。無事でよかった…。お気遣いいただいたみなさん、本当にありがとうございます」と感謝した。

 【飯田の行方不明経過】
 ▼6月4日 飯田が自身のツイッターを更新。以降、投稿が途絶える
 ▼5日 関係者が飯田と連絡が取れなくなる
 ▼13日 公式サイトで飯田の行方不明を公表。家族が捜索願を提出していることも明かされた。15日のライブを中止するとも発表
 ▼14日 飯田を除くメンバー3人が連名で公式サイトにメッセージ。メンバーも全く連絡が取れず、状況がつかめていないことを明かす

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2019年6月17日のニュース