萩本欽一「客席に欽ちゃんシートを」20年東京パラ有識者初会合

[ 2019年6月11日 06:00 ]

2020年東京パラリンピックに向けた東京都の懇談会初会合で小池百合子知事(前列中央)と記念撮影する出席者
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 2020年東京パラリンピックに向けた有識者たちの初会合が10日、東京都庁で開かれた。座長の小池百合子都知事(66)をはじめ、歌舞伎俳優の市川海老蔵(41)、タレントの萩本欽一(78)、スポニチ本紙評論家・中畑清氏(65)ら約20人が出席。大会を成功させるため、バリアフリー推進などについて意見を交換した。

 海老蔵は、17年に亡くなった妻・小林麻央さん(享年34)ががんの闘病中に車椅子を利用した経験を「さまざまな困難がありました」と回想。エレベーターや駅など公共施設での問題点を指摘した。

 萩本は、パラリンピック会場を満員にすることを目標に活動していくといい「私が先頭に立って競技を見たい」と抱負。会合後に報道陣から具体案について問われると「客席に“欽ちゃんシート”を作ってもらって、そこにお客さんが来ていただければ」と笑顔。小池知事も「ぜひ“欽メダル”を作りたい」とジョークで応じた。また車椅子で闘病生活を送る落語家の林家こん平(76)も出席。自身の定番ギャグ「1、2、3、ちゃら~ん」をアレンジし「1、2、3、パラ~ん」とギャグを披露し会場を沸かせた。

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