英玲奈「涙がとまりません」母校カリタス学園襲った惨劇「何の罪もない子供達です」

[ 2019年5月29日 17:50 ]

英玲奈
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 女優の英玲奈(36)が29日、自身のインスタグラムを更新し、私立カリタス小学校のスクールバスを待っていた児童らが刃物で襲われた川崎殺傷事件についてコメント。自身の母校カリタス学園の生徒や保護者が犠牲になったことを受け、現在のつらい心境を長文でつづった。

 「カリタス学園は私の母校です」と伝え、「幼稚園から高校まで自分が通った道で事件が起き、自分が習った先生の会見を拝見して、やはり沢山の状況の想像がつき、胸が痛いです」と胸中を記した英玲奈。さらに、現在は保護者も学校側も防犯対策をしっかりとっているとした上で「私が通っていたころは、小学校に上がったら、1人で電車を乗り継いでバスに乗って学校に行くのが当たり前でした。もう、日本はそれが出来ない国になってしまったのでしょうか」とつづった。

 また、報道の中に「ママー!痛いよー!と泣き叫んでいる子供の声がありました。目の前でお友達が刺されて倒れていて怖くてたまないはずなのに、『私達がしっかりしなきゃ!』と言っている子供がいたとありました」とし、「カトリックなので、聖書のお勉強も沢山しましたが、周りのみんなの気持ちをしっかり慮ること、困っている人がいたら手を差し伸べること、そういったことを多く学んだと思います。そんな気持ちを持った何の罪もない子供達です」と訴えた。

 体だけでなく、心にも傷を負うことになった事件に「残念でなりません。卒業した私ですら動揺しているので、在校生、保護者の方のお気持ちを考えると涙がとまりません」と悲痛な叫びを言葉にした。

 最後は「このような事件が起こらないような国づくりを、私達一人一人がしていかなければならないのだと感じます」と使命についても記述。続けて「どうか子供達がこれ以上不安な気持ちになりません様にお気遣いください」と報道陣に対して理解を求めた。

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2019年5月29日のニュース