GLAYデビュー記念日に新たに3つの公約発表 来年に初の世界ツアーも

[ 2019年5月25日 18:34 ]

「デビュー25周年公約発表会」に出席した「GLAY」の(左から)TAKURO、JIRO、HISASHI
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 ロックバンド「GLAY」が25日、デビュー25年を迎え、ファンへの新たな公約3点を発表した。リーダーのTAKURO(47)、ギタリストのHISASHI(47)、ベーシストのJIRO(46)が東京・六本木のレコード会社「ポニーキャニオン」に集まって記者会見。ボーカルのTERU(47)は顔にやけどを負ったとして欠席した。

 新たな公約はまず、今年から来年にかけて大型アリーナツアー「HOTEL GLAY」を開催。全国9カ所17公演で18万人を動員する予定。TAKUROは「最高のおもてなし、最高の夢をもってすればGLAYの世界も広がる。リッツカールトンの方とかの本を読んで学んでいます」と説明した。

 また、25周年記念ベストアルバム「REVIEW 2」を2020年に発売。1997年の「REVIEW~BEST OF GLAY~」は488万枚を売り上げており、TAKUROは「単なるシングルヒットを集めたものじゃなく、世の中に伝えたい曲を集めた。今回もすごいボリュームなる」と続編を予告した。

 三つ目は、記念イヤーを締めくくる海外でのロングツアーとドームツアー。世界ツアーはグループ史上初めてで、来年実現させる。詳細は後日発表するという。

 25周年は「GLAY DEMOCRACY」のテーマを掲げてきた。今年元日にはファンへ7つの公約を実現させると誓約。一つ目は全国ホールツアー12カ所20公演の実施で、今月12日から展開中。二つ目は新元号初シングルの発売で、通算57作目の「G4・V-Democracy2019-」を7月2日に発売。三つ目はメットライフドーム(西武ドーム)ライブで、8月17日と翌18日に予定。さらに新元号初となる通算15作目のオリジナルアルバムを今秋にリリースすることを約束していた。

 また20年前に「幕張20万人ライブ」を開催した7月31日には、フリーライブを開催する。ネットで賛同者を呼びかけており、賛同者の地区が一番多かった都道府県で行うことにしている。HISASHIによると、現時点で「東京都、北海道が多いが、海外も多い」という。

 25年間を振り返り、TAKUROは「ファンが喜んでくれそうなことは全部やろうと言っていたら7個じゃ収まらなかった」と話した。記念イヤーを無事に終えたら「みなさんに喜んでもらえる曲をつくって、また全国を旅して回る。小さな約束を一ずつ守っていく。それがバンドを始めた時からのスタンス」と強調。

 HISASHIは「90年代はCDムーブメントが大きかったんですけど、今は落ち着いてやっていけています。25年の中で今が一番楽しいんじゃないかな」と笑顔。JIROも「記者会見なんて20年前は嫌いだった。今は好きなことをやっているからこそ、より一つでも発信していこうと、やりがいがある」と話し、「次こそは4人そろった形で」とTERUの回復を願った。

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2019年5月25日のニュース