萩原さんが闘った希少がん「消化管間質腫瘍」とは

[ 2019年3月29日 05:30 ]

萩原健一さん死去

萩原健一さん=2016年7月撮影
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 萩原さんの消化管間質腫瘍は発症するのは10万人に1、2人の希少がん。胃や小腸などの消化管の壁にできる悪性腫瘍の一種で転移や再発を起こす。

 男女差がなく、胃に最も多く見られ70%、小腸20%、その他の消化管になる。中高年に多く60代がピーク。自覚症状が少なく、発見が遅れることも。症状は腹痛や下血、貧血など。手術で完全に切除後、腹膜や肝臓へ転移を起こすことがある。俳優相島一之(57)は約10年前に手術し、闘病を公表。通称「GIST(ジスト)」と呼ばれる。

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2019年3月29日のニュース