逆境の4人を応援したい…純烈、再出発のスーパー銭湯ライブは完売&入場規制

[ 2019年2月9日 18:55 ]

ライブで熱唱する純烈の(左から)小田井涼平、白川裕二郎、後上翔太、酒井一圭(撮影・後藤 正志)
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 ムード歌謡グループ「純烈」が9日、大阪・箕面温泉スパーガーデンで、4人体制となって初となる主戦場・スーパー銭湯でのライブを開いた。

 昨年末にNHK紅白歌合戦に念願の初出場を果たしたが、今年早々、週刊文春で交際女性への暴力や金銭トラブルが報じられたメンバーの友井雄亮氏(38)が責任を取って芸能界を引退。逆境に立たされた4人だが、人気はむしろ上昇していた。騒動後に発売された今公演の指定席チケットは昼・夜公演ともに15分で完売。立ち見席も合わせて定員400人を超え、同所でのイベントでは初めて入場規制が実施された。

 リーダーの酒井一圭(43)は「想定以上の人が来てくれた」と感激した。「ホームグラウンドの健康センターの4人で出る1発目がこれ。楽屋で出るの嫌やな…って思う気持ちもあった。湿っぽくいくか、いつもの通りいくかは4人で話してなかった」と複雑な胸中も明かしたが、後上翔太(32)は「いろいろあるけど、紅白歌手としてここに帰ってくるのは今日が初めて。なるべくいつも通りやろうという心です」とアピール。白川裕二郎(42)も、ファンの温かい声援と笑顔に「やっとこの場所に帰ってこられた。ホッとしますね。またここから4人で新しいスタート。変わらず応援して」と呼びかけた。

 その後は、歌とコミカルなトークで大いに沸かせた4人。酒井は「ここまで地獄に落ちて、ここからまた紅白に出られたらすごいな。聞いた事ないよな」と語り、ファンの大きな拍手を浴びていた。

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2019年2月9日のニュース