ツアーの嵐だ！来年末までにドーム５０公演！　日本最大規模で総動員数２３７万　東京Ｄで発表

２０周年コンサートのフォトセッションを行う嵐のメンバー（左から）松本潤、大野智、櫻井翔、二宮和也、相葉雅紀（撮影・　久冨木　修）
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　嵐が２３日、７年連続１０回目となる５大ドームツアーの東京公演を東京ドームで行い、来年末にかけ、さらに３２公演を東京、大阪、名古屋、福岡、札幌の５大ドームで行うことを発表した。

　来年１月１３日の京セラドーム大阪公演までの１８公演に加え、実に全５０公演のドームツアーとなる。総動員は自己最多だった８５万５０００人を大きく上回る２３７万５０００人に及ぶ予定。１６〜１７年にかけ「三代目　Ｊ　Ｓｏｕｌ　Ｂｒｏｔｈｅｒｓ」が記録したドーム４８公演、１８０万人動員を上回る日本最大規模のツアーとなる。

　メンバーは公演前に会見。松本潤（３５）は「デビュー当時の自分が、どれだけ上の想像をしても、こんなになるとは想像できていない」と破格のスケールに驚きつつ「この５人で楽しみながら最後まで駆け抜けたい」と意気込みを語った。

　２０周年を迎えグループがトップをひた走る中、チケットは年々激しい争奪戦に。櫻井翔（３６）は「どうにか一人一人、少なくとも１回は見ていただけるツアーを、と調整していた」と説明した。

　追加公演は来年４月１３日のナゴヤドームから同１２月２５日の東京ドームまで行われる。例年以上に忙殺される一年となるが、相葉雅紀（３６）は「５０本もやらせていただけるなんて。普段の仕事との兼ね合いはマネジャーが頑張ってくれます」と意欲を口にする。

　メンバーはデビュー記念日の先月３日、５人そろっての食事会を開き結束を新たに。大野智（３８）は「結構大人になったなと思った」。櫻井は「今は本番中、とっさの時にアイコンタクトで５人が動く。その瞬間はゾクッとします」と固い絆を強調する。

　この日は満員の５万５０００人を前に、約２００万個のスワロフスキークリスタルを使用したオープニング演出で登場。「果てない空」では、総面積２０００平方メートルを超えるＬＥＤスクリーンを駆使しグループの輝かしい歴史を表現した。ツアーはデビュー曲「Ａ・ＲＡ・ＳＨＩ」から今年の新曲まで４１曲を披露し、足跡を振り返る構成。二宮和也（３５）は「皆さんあっての２０年。一つ一つお返しできるような温かいツアーにしたい」と話した。

　≪「好きなアーティスト」総合１位返り咲き≫○…嵐はオリコンの恒例企画「音楽ファン２万人が選ぶ好きなアーティストランキング２０１８」で、２年ぶり８度目の総合１位を獲得した。２０代の投票では９年連続１位となるなど幅広い年代の支持を受け、国民的グループの面目躍如。前人未到のドームツアーに弾みをつけた。