小倉智昭氏、自らの口で伝えたかった闘病 「とくダネ!」長期休養もフジに降板の声なし

[ 2018年11月11日 11:00 ]

小倉智昭氏
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 【覆面座談会】川崎麻世(55)がカイヤ(56)との離婚を求めて提訴し、沢田研二(70)は開演直前にコンサートをキャンセル。朝晩グッと涼しくなってきましたが、芸能界は話題沸騰です。ホットなトピックの裏側に、いつもの覆面メンバーが迫ります。

 リポーター フジテレビ「とくダネ!」で小倉智昭キャスターが膀胱(ぼうこう)がんの根治のため、膀胱の全摘手術を受けることを告白した。

 ワイドデスク 放送の当日朝にスポニチが「小倉さんが自身の体調に関する報告をする」と報じていたから注目していたよ。

 本紙デスク 2016年5月に一度手術をしたんだけど、筋肉膜などに広がる浸潤がんは残っていて、それを取り切ることができなかったみたいだね。

 週刊誌記者 小倉さんは膀胱を全摘しない方法での治療を目指していたんでしょ。専門書も読んで自ら膀胱がんについて調べていたみたいだ。

 リポーター やっぱり男性にとって膀胱の全摘は、すんなりと決断できるものではないよね。

 週刊誌記者 全摘後は体の外に人工排せつ口(ストーマ)をつける方法などがあるけど、特に活発に動く人にとっては抵抗がある。小倉さんの場合は日々の生放送に加えてゴルフも趣味だから、なおさらだったんだろう。

 リポーター 腸の一部などを使って体内に人工膀胱を作る方法もある。でもがんの進行具合などによって一概にどの方法が良いとは言えないし、今後は医師と相談して治療方針を決めていくことになるね。

 ワイドデスク 番組は今後どうなるんだろう?

 本紙デスク あくまで番組を「休養」するだけとのこと。降板という話もフジテレビ局内では出ていない。代役や番組の進行方法については今後決まっていくんじゃないかな。

 リポーター 9月17日に放送5000回を迎えた時、「2020年の東京オリンピック・パラリンピックに番組で関わりたい」と意欲的に語っていたからね。

 週刊誌記者 その目標を達成するためにも、今回は大きな決断をしたんだね。

 本紙デスク カメラの前でがんを告白した小倉さんの姿を見て、1993年の逸見政孝さんを思い出したよ。逸見さんは会見を開いて「私が今、侵されている病気の名前、病名はがんです」と明かした。あれは衝撃だったよ。

 リポーター 毎日、ニュースを扱う現場にいるから、自らの口で視聴者に伝えたかったんだろうね。小倉さんも同じ気持ちだったのではないかな。

 ワイドデスク 一日も早く戻ってきてほしい。またあの名調子のトークを聞くのが楽しみですね。

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2018年11月11日のニュース