“青い稲妻”松本匡史さんが糟糠の妻と別居状態に「結局、私が原因なんでしょうね」

[ 2018年10月26日 20:11 ]

松本匡史さん
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 TBS系「爆報!THEフライデー」(金曜後7・00)が26日に放送され、かつて巨人時代に2度盗塁王に輝き“青い稲妻”の異名を取った松本匡史さん(64)と“夫源病”になってしまった妻の“別居生活”の様子が明かされた。

 1980年代、巨人不動の1番打者に君臨した松本さん。走ればほぼセーフという高い盗塁成功率を誇り、青い手袋を着用して颯爽と走る姿から“青い稲妻”の異名が付けられた。現役引退後は巨人や楽天でコーチなどを歴任し、今年から独立リーグ、ルートインBCリーグの滋賀で監督を務めている。

 巨人でも屈指の美男美女カップルとして知られた松本夫妻。20歳の時に結婚した妻・由佳さん(59)は料理や2人の子どもの育児だけでなく、夫の現役時代には練習を手伝ったり夫の打席だけ欠かさずテレビ中継を録画するなど内助の功を見せ、夫の活躍を支えてきた。

 だが、そんなまさに典型的な良妻賢母だった由佳さんが39歳の時、動悸、めまい、倦怠感、冷えなどの症状に次々と見舞われる。病院をあちこち回っても「結局、原因は不明」と由佳さん。それでも夫に弱音を吐かずに20年が経過してしまった。そして迎えた昨年10月、夫には監督就任のオファーが。妻の体調不良を顧みず、滋賀に行くという夫についに我慢が限界を超え「あなたとは違う道をいきます」とケンカになった。

 そして、2人は滋賀県と神奈川県という遠く離れた別居生活に。すると、「不思議と治まるというか、ちょっとずつ変わってきて…」と由佳さん。妻を苦しめていた数々の症状が回復に向かったのだという。医師によると良妻賢母の女性は夫の存在自体がストレスとなる「夫源病」になりやすい傾向があるが、別居をして1人の時間が持てるようになったこと、ケンカをして本音を伝えることができたことなどから症状が良くなった可能性があるという。

 「申し訳ないどころか僕がひどいと思います」「結局、私が原因なんでしょうね」と悔やんでいた松本さん。現在は月に1度、妻が滋賀を訪れて2人そろってスーパーで買い物をし、食事をしながら話をするなど夫婦の時間を重ね、妻も滋賀で夫とともに過ごす時間が楽しみに変わった。「こっちで練習の時などの姿を見ているとすごく生き生きしているように見えるから、主人が頑張ってるんだったら私ももうちょっと頑張ろうかなって」と由佳さん。自分のせいで妻を苦しめていたかもしれない松本さんも「結婚する前からずっと一緒にいてくれて、感謝はしています」と話していた。

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