中島監督「多十郎殉愛記」上映に感無量「丸4年かかった。若い世代でチャンバラ映画を作りたかった」

[ 2018年10月14日 18:10 ]

「京都国際映画祭」で舞台あいさつした(左から)高良健吾、中島貞夫監督、木村了
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 中島貞夫監督(84)の20年ぶり長編時代劇映画「多十郎殉愛記」(来春公開予定)が京都国際映画祭最終日の14日、よしもと祇園花月で上映された。中島監督は「丸4年かかった。若い世代でチャンバラ映画を作りたかった。京都で上映できて、こんなに嬉しいことはない。皆さんから拍手をもらって、涙が出ました」と感無量の表情を見せた。

 主演の高良健吾(30)は「撮影の1カ月半、幸せだった」と中島監督の下での撮影に満足げ。「時代劇は面白いぞ、というのが伝われば嬉しいです」。高良の弟役で出演した木村了(30)も「時代劇ブームのキッカケになれば」とPRしていた。

 また、舞台あいさつの終わりに、中島監督へ京都市・門川大作市長(67)から「京都映画大賞」が贈られた。

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