「プレバトSP」視聴率15・9% 名古屋地区では20・3%!各地区で同時間帯トップ

[ 2018年9月28日 14:34 ]

 名人・特待生だけの俳句タイトル戦「2018金秋戦」が開催されたTBS系バラエティー番組「プレバト!!秋の3時間スペシャル」が27日に放送され、平均視聴率は15・9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが28日、分かった。関西地区で17・8%、名古屋地区20・3%、札幌地区19・6%など、各地区で同時間帯トップの高視聴率を獲得した。

 番組は3時間の拡大枠で俳句と水彩画のタイトル戦を開催。俳句タイトル戦「2018金秋戦」では、俳人・夏井いつき先生からのお題「郵便ポスト」の写真で出場者が一句を披露し、俳優の梅沢富美男(67)が2連覇を達成した。瞬間最高視聴率は、梅沢の優勝句が発表される直前の午後9時52分に記録した20・6%(関東地区)だった。

 優勝句の「廃村のポストに小鳥来て夜明け」は、梅沢が東北震災の被災地を訪問したときに目にした情景を詠んだもので、夏井氏は「『小鳥』が秋の季語になりますが、その傍題として『小鳥来る』がある。これは、大陸の真ん中から季節を忘れずにやってくる渡り鳥のこと」と、意味深い季語を巧みに組み込んだ作品であることを解説。さらに「一番うまいのは最後の『夜明け』ですね。昼だと思って読んでいたらいきなり未明の空が見えてくる。夜明けの冷たい空気の中で、朝の目覚めの小鳥、それは、さびれてしまったこの村を忘れない小鳥たちなんだ、と思うところに作者の感動がある。優しいおっちゃんなんや」としみじみと語り、梅沢の2連覇を優しい表情で称えた。

続きを表示

2018年9月28日のニュース