窪塚洋介の長男・愛流 映画初出演で「自分ってすごい」 撮影中に身長伸び、監督は悲鳴

[ 2018年9月8日 13:33 ]

映画「泣き虫しょったんの奇跡」公開記念舞台あいさつに登壇した窪塚愛流
Photo By スポニチ

 俳優・窪塚洋介(39)の長男で俳優の窪塚愛流(14)が8日、都内で行われた映画「泣き虫しょったんの奇跡」(監督豊田利晃)の公開記念舞台あいさつに、主演の松田龍平(35)、共演の永山絢斗(29)、渋川清彦(44)、新井浩文(39)、松たか子(41)、メガホンをとった豊田監督(49)、原作者で将棋棋士の瀬川晶司五段(48)とともに登壇した。

 同作は、瀬川五段の同名自叙伝を実写映画化したもので、“26歳の誕生日を迎えるまでに四段昇段できないものは退会”という新進棋士奨励会の規定により、26歳にして人生の目標を失い社会の荒波に放り出されてしまった“しょったん”こと瀬川五段が、周囲に支えられながら再び夢を実現させるためにアマからプロへ挑戦していく前人未到の奇跡を描く。

 オーディションで主人公・しょったんの少年時代役を勝ち取り、映画初出演となった窪塚は、映画出演が決まった際の心境を尋ねられると「生まれて初めて映画の撮影をするので、うまく演技ができるかというのが不安だったんですけど、自分なりに精一杯やろうと思いました」と緊張した面持ちで当時の心境を回顧し、「特に泣くシーンとかが難しかったです」とコメント。実際に出来上がった作品を見た感想を求められると「自分てすごいんだなあって思いました」と吐露して会場の笑いを誘った。

 そんな窪塚について豊田監督は「初めてなんだけど、ちゃんと堂々としていて、どんどん映画に慣れていきましたね。途中で天気の都合で順番が飛んで1カ月くらい会わなかったんですけど、次に会ったら身長が伸びていたので“つながるのかなあ”と心配でした」とエピソードを明かした。

 また、主人公・しょったんを演じる松田は「同作を通じて将棋の普及に寄与し、また撮影前より瀬川五段の指導を受けた」などの理由で、日本将棋連盟常務の森下卓九段から初段免状を贈呈される一幕もあり、「全然弱いんですけど…」とつぶやいて笑わせた松田だったが、羽生善治竜王らの署名が入った実際に免状を受け取ると「松田初段です。僕に挑戦したい方がいたらドシドシ。受けて立つので!」とこの日1番の笑顔を見せた。

続きを表示

この記事のフォト

2018年9月8日のニュース