大平サブロー 「いこまの素人名人会」でビッグプラン?「1人で“やす・きよ”をやりますか」

[ 2018年8月29日 17:32 ]

 「よしもと芸術文化祭in生駒」(11月23日)で開催される「いこまの素人名人会」でMCを務める大平サブロー(62)が29日、同市役所に小紫雅史市長(44)を表敬訪問。イベントと同名で往年の人気番組「素人名人会」について「16、17歳で3回チャレンジして、一度だけ本選に出た。敢闘賞しかもらえなかった。今のM―1よりも厳しかった。レベルが高かったですね」と懐かしそうに振り返った。

 「素人名人会」は1955年から2002年までMBSラジオ、テレビで放送された視聴者参加型の公開演芸合戦番組。MCは西条凡児(93年78歳で死去)、横山やすし(96年51歳で死)、西川きよし(72)が務め、テレビでの放送が42年間続いた。日本テレビ系「笑点」(日曜後5・30)に抜かれるまで最長寿番組。スターへの登竜門的番組で、学生時代にもモノマネを披露していたサブローは「流れによればMCでやすし師匠のモノマネを。(天から)降りてくるかもしれませんね。急にきよし師匠に代わったりして…。1人で“やす・きよ”をやりますか」とビッグプランも明かした。

 漫才トリオ「レツゴー三匹」に弟子入りして初めての仕事が生駒市内で開かれたパーティーの営業だったサブロー。「そこで食べたすき焼きに松茸が山盛り入っていて、美味しかった」と今も思い出すそうだ。11日には徳島・鳴門で「なると素人名人会」が開催された。鳴門のMCは石田靖(52)で、こちらも西川きよしと“平成のやすきよ”として番組に出演するほど。「また、素人名人会(の番組)が復活するかもしれませんね」とサブローも楽しみにしている。

 ≪タイヘイ夢路さんは大師匠≫7月31日に88歳で亡くなった浪曲漫才「タイヘイトリオ」のタイヘイ夢路さんはサブローの大師匠。「思い出はたくさんありすぎる」と語った。若い頃は東京だけでなく、地方へ行っても「タイヘイさんとこの身内か。あんたとこの師匠には可愛がってもらったから」と全国各地で歓待されたそうだ。結婚を報告しに行った際には「芸人は遊べ。ウチの嫁に“遊びよんぞ。浮気しよるで。芸人、選んだんやから、仕方ない”と言われた」と苦笑い。「孫弟子だったんで、怒られたことは1回もなかった。愛情深い師匠でした」と語った。

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