ウエンツ 10月から活動休止 ロンドンへ演劇留学「このままでは生き残れない」

[ 2018年8月29日 05:30 ]

ウエンツ瑛士
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 タレントのウエンツ瑛士(32)が28日、10月から芸能活動を休止することを発表した。9月いっぱいで全レギュラー番組を降板。演技の勉強などでロンドンに留学するためで、復帰は2020年の春以降になる。

 ウエンツは28日、メイン司会を務める日本テレビのバラエティー「火曜サプライズ」に生出演。終盤に「10月からロンドンに留学することにしました」と切り出し「舞台の勉強をしたい」と発表した。3年前からミュージカルの本場・ウエストエンドで舞台に立ちたいという夢を描いており「誰かに迷惑をかけても達成したい夢。帰って来て皆さんにそれ以上の恩返しをするという覚悟ができた」と決意をにじませた。

 来月、ロンドンの学校に入学。ミュージカルを中心に歌や演技を学ぶ。留学期間は1年半の予定で「帰ってきたら全力で暴れ回りたい」と約束した。

 本紙の取材では、当初は今年4月の渡英を検討していたが、仕事の調整がつかないことや周囲の慰留もあって断念。ただ、本人の意志は固く、10月改編のタイミングでレギュラー番組を全て降板し、留学することを決めた。「火曜…」のほか、日テレ「スッキリ」、テレビ朝日「世界が驚いたニッポン! スゴ〜イデスネ!!視察団」の3番組を降りる。

 ミュージカルには14年から挑戦。演出家らと真剣に話し合う中で「このままでは生き残れない」と危機感を持つようになった。4歳からモデル活動し、小池徹平(32)とのデュオ「WaT」としても活躍。タレントとして成功していることもあり、じっくり芝居を学ぶ時間がなかった。関係者は「40代、50代まで役者業を続けていくため、今勉強する必要があると決断した」と話している。

 9月30日に都内でファンミーティングを開き、10月に入るとすぐ渡英する予定だ。

 ◆ウエンツ 瑛士(うえんつ・えいじ)1985年(昭60)10月8日生まれ、東京都出身の32歳。父がドイツ系米国人、母が日本人のハーフ。主演作に映画「ゲゲゲの鬼太郎」「タイガーマスク」など。05年に「WaT」としてNHK紅白歌合戦に出場。1メートル70、血液型O。

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