比企理恵、パニック障害を告白 自分の顔が鏡で見られず呼吸困難に「人生が終わりだと」

[ 2018年7月7日 16:31 ]

 女優の比企理恵(52)が6日放送のTBS系「爆報!THEフライデー」(金曜後7・00)に出演し、長年パニック障害に悩まされ続けていたことを告白した。

 「不良少女と呼ばれて」「ポニーテールはふり向かない」「だんなさまは18歳」など、数多くの大映ドラマに出演した比企だったが、テレビの表舞台からひっそりと姿を消していた。

 パニック障害で異常な神経質となり、普通の日常生活が送れない体となっていた。「芸能界どころじゃない」「人生が終わりだと思っていた」、と比企は当時を振り返る。

 比企がパニック障害を引き起こしたきっかけは、地方公演でホテルに宿泊した時だったという。比企が宿泊していたホテルは高速道路沿いに建っており、「大型トラックが通ると(ホテルの部屋が)グラグラ揺れる」など、普段だったら気にならない些細な揺れが気になり一睡もできなかったため、病院を受診したところパニック障害と診断された。

 IKKOや長嶋一茂ら多くの芸能人も悩まされているパニック障害は、ストレスが原因だと言われるが、比企の場合、舞台公演が4カ月間休みなく続くなど、肉体的にも精神的にもストレスがたまっていたのが原因だという。

 「これ誰が作ったニンジンなんだろう?」と、ニンジンの生産者が気になることや、「私の顔って私の目で直接見れないの?どうしよう」と、自分の顔を鏡で見られないことが原因で呼吸困難になったり、パニックが起きる不安がパニックを引き起こす予期不安などに駆られ、「どうしよう、生きてられない。人生が終わりだと思っていた」と思うほど日常生活が送れなくなっていたという。

 そんな比企だったが、神社に通うことでパニック障害を克服したという。薬物療法やカウンセリング療法などが一般的な治療法であるが、比企は神社に通うことで癒しを受け克服することができたという。これまで400以上の神社に参拝し、神社ヒーリング本を出版するなど、精力的に活動している。

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2018年7月7日のニュース