岡田准一、初の殺し屋役で本格アクション 人気漫画「ザ・ファブル」映画化

[ 2018年6月23日 07:20 ]

岡田准一主演で来年公開の映画「ザ・ファブル」に出演する佐藤浩市
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 単行本が累計200万部を突破し、17年に講談社漫画賞を受賞した人気作「ザ・ファブル」が来年、V6の岡田准一(37)の主演で映画化される。

 同作は南勝久氏が「週刊ヤングマガジン」で14年から連載中。岡田が演じるのは裏社会で「ファブル」と呼ばれる伝説の殺し屋だ。狙った相手は6秒以内で必ず仕留める最強の腕前を誇るが、殺し屋としての育ての親である「ボス」に「1年間誰も殺さず暮らせ」と命じられ、相棒のヨウコとともに裏社会を離れ、大阪で一般人としての生活を始める。

 万が一、誰かを殺したら自分が消される状況の中、大阪で初めて知り合った女性・ミサキが事件に巻き込まれたことをきっかけに、再び動きだす。

 岡田は15年に日本アカデミー賞の最優秀主演男優賞と最優秀助演男優賞の2冠に輝き、昨年公開の映画「関ケ原」を大ヒットに導くなど日本屈指の演技派に成長。また、フィリピン武術の「カリ」やブルース・リーが起こした「ジークンドー」などの格闘技でインストラクター資格を持つ腕前でも知られ、初めての殺し屋役は本格的アクションが大きな見どころとなりそうだ。

 クライマックスでは、倉庫を改造した巨大セットで数十人の敵を、武器を使わず一人で倒す見せ場がある。「殺してはいけないという設定の中でのアクションを全力で楽しみたい」と意気込んでいる。

 ボス役を演じるのは佐藤浩市(57)。相棒ヨウコは木村文乃(30)、ミサキは山本美月(26)と豪華キャストが演じる。

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2018年6月23日のニュース