通販王・保阪尚希 肩書きは俳優も「スケジュールがなくてできない」

[ 2018年6月23日 15:28 ]

フリマイベント「mercari Merci Fes.」に出席した保阪尚希
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 俳優の保阪尚希(50)が23日、都内で行われたフリマイベント「mercari Merci Fes.」に出席した。

 俳優業のみならず、自身がプロデュースする通販ブランド『保阪流』で年商10億円を売り上げる通販王としても知られ、さらには一時、芸能界を離れてレーシングドライバーに転身したり、出家をするなど、いろんな顔を持つ保阪。

 現在の肩書きはなんなのか尋ねられると「基本的には俳優ですね。ただ、いま求められているものが通販とか、商売で成功しているとか、面白いおじさんとかなので、若手の子や(メディアを通して)見ている人たちが楽しんでくれたらいいなと思います」といい、「芸能人の子どもでもなく、政治家でもない保阪が面白いねって、夢があるじゃないですか。自分でもできるかなと思っていただければいいですね」と笑顔を見せた。

 しかし、今後の俳優業について聞かれると「お話をいただくんですけど、スケジュールがなくてできないです」と明かし、「会社をやっていますので…。日本だったら芸能人なので名前だけで仕事がきますけど、海外で取引をしていますので会いに行かなきゃいけなくて、向こうマターで会いに行くのでほとんど日本にいないので、芸能ではご迷惑をかけるので受けられないですね」と語った。

 同イベントで保阪は、自身がプロデュースしたストレッチハーツ、ゴルフクラブ、低温調理器のプレゼンテーションを行い、その場で同フリマアプリに出品。3点ともに数秒で完売した。そんな売れる商品を作る秘訣を聞かれた保阪は「まず自分のほしいものを作る。そして、うちの商品って、僕が最初のクレーマーなんです。サンプルができたときにボコボコ壊すんです。そうすると、日本人って真面目なので、(次に)壊れないものを作ってくれるんです。そうやってブラッシュアップするんです」と打ち明け、「本来は価格が上がっちゃうんですけど、うちのスタッフは変わっていて上げないんです。だから本当は某電機メーカーみたいに1年で壊れてほしいわけよ。たかだか3000円のものが10年も使えたら困るわけよ」と毒を吐いて笑いを誘う一幕もあった。

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