「ザ・ぼんち」伝説の漫才ブームを語る 衝撃のギャラ暴露も

[ 2018年1月6日 06:00 ]

爆笑トークを繰り広げる(左から)ぼんちおさむ、里見まさと、岡村隆史
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 6日放送のKTVバラエティー番組「おかべろ」(後2・27、関西ローカル)に漫才コンビ「ザ・ぼんち」のぼんちおさむ(65)、里見まさと(65)の2人がゲスト出演。1980年代の“漫才ブーム”を振り返り、爆笑トークを繰り広げた。

 「いろんな話を聞きたい」と話していた岡村隆史(47)と田村亮(45)。ともに楽しみにしていた大先輩を大歓迎した。まさとも「何でも聞いて」と上機嫌。「ザ・ぼんち」の36年前の秘蔵映像も公開された。“漫才ブーム”ではおさむ、まさととも大人気のアイドルになった。「あの8分で、あくる日から人生が本当に変わりました!」(まさと)。ブームの火付け役となった番組「THE MANZAI」に出演し、放送翌日から世界が変わった。81年には漫才師として初めて日本武道館でコンサート。テレビ・ラジオのレギュラーが週に14本。テレビの仕事が1カ月で125本を数えたこともあった。当時、多忙を極めた二人は「ダブル、トリプル(ブッキング)とか、いっぱいあった」と告白。車で4時間ほどかかる会場へはヘリコプターで往復したエピソードも披露した。

 お金の話が大好きな岡村が、当時のギャラについて質問。「6000円で、税金を引いて5400円」と、岡村、亮が絶句する衝撃の金額が飛び出す。さらには2人が「ツービート」と「B&B」の当時の仰天ギャラを暴露した。日本中が熱狂した漫才ブームは約3年で終了。「ブームはやがて去るとは分かっていた」と言う2人は、86年に解散を決意したそうだ。うめだ花月で舞台に出演した際、客席から「ご苦労さんやった」という空気を肌で感じたことが、解散を決意したきっかけだった。おさむも「燃え尽き症候群だった」「“やりきった”と思った」と振り返った。一時解散の後、17年の長いブランクを経て再結成した経緯や、その後の苦労についても明かした。

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2018年1月6日のニュース