真屋順子さん訃報に“子供たち”悲しみの声 倉沢淳美「本当のお母さんのような存在」

[ 2018年1月6日 05:33 ]

83年2月、フジテレビ「欽ちゃん祭り」顔合わせで写真に収まる欽ちゃんファミリー
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 女優の真屋順子(まや・じゅんこ、本名高津詔子=たかつ・しょうこ)さんが昨年12月28日に75歳で死去していたとスポニチ本紙5日付が報じたことを受け、テレビ朝日「欽ちゃんのどこまでやるの!?」で共演していた“子供たち”から悲しみの声が寄せられた。三人娘「わらべ」のかなえ役だった倉沢淳美(50)は本紙の取材に「本当のお母さんのような存在だった」と悼んだ。

 中東ドバイ在住の倉沢は、帰国するたびに真屋さんを見舞っていた。最後に会ったのは昨年10月。病院で寝たきり状態だったが、数カ月ぶりに顔を見せた“娘”にアイコンタクトで「よく来たね」という表情を見せたという。倉沢は「お母さんは猫が好きなので、猫のぬいぐるみを持っていったら喜んでベッドの隣に寝かせて…。最後は“まだ帰らないで”という様子だった」と振り返った。

 7月の帰国時には一緒に番組収録を行い、その後、兄役だった見栄晴(51)と2人で見舞った。倉沢によると、萩本欽一(76)と見栄晴が2人で病院を訪れたこともあり「みんな時間のあるときにたびたび行っていたみたい。そういう意味では少しは寂しくなかったかな」と闘病を続けたお母さんに思いをはせた。

 番組での明るく朗らかな母親役そのままに、真屋さんは“欽どこファミリー”のお母さんだった。中学3年生でデビューした倉沢は「当時、毎日楽屋にお邪魔してお茶を飲んでました。本当に優しい人でした」と振り返り、3児の母となった今「真屋さんが私たちを愛してくれたように母の愛を受け継ぎ、子供たちを愛していきたい」と話した。

 見栄晴はブログで追悼した。「いつも舞台の袖で“見栄晴、あなたは本番に強いから大丈夫よ!頑張って!”と励ましてくれた」と“母の顔”を明かした。「年末の29日の晩にお焼香だけさせていただきましたが、長い闘病生活をされていたとは思えないほど、優しく朗らかなお顔をされていました」とつづった。

 真屋さんのお別れ会は、遺族、萩本らファミリーが多く所属する芸能事務所「佐藤企画」、テレビ朝日が中心となって後日執り行われる。関係者によると萩本は「お別れの会で対応する予定」という。

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