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猿之助「ワンピース」上演中 左腕開放骨折…全治6カ月 代役は尾上右近

主演舞台「スーパー歌舞伎2 ワンピース」上演中に左腕を骨折する重傷を負った市川猿之助
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 歌舞伎俳優の市川猿之助(41)が9日、東京都中央区の新橋演舞場で、主演舞台「スーパー歌舞伎2(セカンド) ワンピース」の上演中に左腕を開放骨折する重傷を負った。都内の病院に救急搬送され、そのまま入院し緊急手術を受けた。全治6カ月。同日夜には松竹を通じて「僕は元気です!」などと気丈にアピールするコメントを発表した。

 事故が起きたのは、午後3時15分ごろのカーテンコール中。警視庁によると、舞台花道上の縦180センチ、横90センチの床板が昇降する「せり」と呼ばれる装置に乗って床下へ降りる際、回転する装置に衣装の左袖とともに左腕が巻き込まれた。

 猿之助は主人公と女性の一人二役を務めており、この時は袖丈が長い衣装の女性役で出ていた。本来はせりに乗って再び舞台に姿を見せ、主人公の衣装でカーテンコールに登場する予定だった。

 装置内で身動きが取れない状態になり、スタッフ数人が駆け付けて救出作業に当たった。舞台上では共演の市川右団治(53)が「袖が装置に引っかかってしまったようです」と説明したが、劇場周辺には救急車やパトカー、レスキュー隊などが集まり騒然となった。猿之助は都内の病院に救急搬送され、外部に骨が飛び出す開放骨折で全治6カ月と診断された。深夜から緊急手術が始まり、そのまま入院した。同庁が、詳しい状況や原因を調べている。

 同公演は大人気漫画の歌舞伎化。猿之助は、大秘宝を探す航海に出る主人公ルフィと女性キャラ・ハンコックの一人二役を務めていた。

 猿之助は同日夜、松竹を通じてコメントを発表。「心配しないでください。僕はゴムゴムの実の能力者のルフィです!僕は元気です!」と、腕が伸縮する主人公の能力にちなんで気丈にアピール。「なるべく早く復帰し、麦わらの一味として活躍できるよう、まずは治療に専念します」と物語に絡めて早期復帰を誓った。

 復帰時期は未定。10日以降の公演は尾上右近(25)が代役を務める。右近は「特別マチネ」と題した公演でルフィとハンコック役を演じていた。公演期間は11月25日まで。来年4月に大阪公演、同5月に名古屋公演も予定している。

 歌舞伎関係者によると、20年の東京五輪に向け「歌舞伎をアピールしていこう」との思いを背景に、アラフォー世代の役者が次々と新作に挑む傾向があるという。関係者は「ベテランが相次いで他界する不幸もあり、アラフォーの役者は多忙。稽古をあまり積まずに出演することが多く、本番でのケガを心配していた」と明かした。

 旧歌舞伎座が閉場した10年4月以降、不幸やトラブルが続く歌舞伎界。関係者の間では、猿之助の一刻も早い回復を祈る声が上がっている。

 ◇開放骨折 外部に骨が飛び出てしまう状態の激しい骨折。骨の損傷が激しく、骨片が皮膚の中で筋肉繊維や腱や血管などを傷つけてしまうこともある。手術後、リハビリなどを行っても後遺症などが残る場合がある。

 ◆市川 猿之助(いちかわ・えんのすけ)本名・喜熨斗(きのし)孝彦。1975年(昭50)11月26日、東京都出身の41歳。慶大文学部国文科卒。父は市川段四郎。83年に歌舞伎座で二代目市川亀治郎を名乗り初舞台。12年に亀治郎改め四代目猿之助を襲名。07年にNHK大河ドラマ「風林火山」で映像作品に初出演して以来、TBS「JIN―仁―完結編」(11年)や、映画「ザ・マジックアワー」「超高速!参勤交代」などに出演。

[ 2017年10月10日 05:30 ]

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