ユーミン、スキャンダル禁止令 「帝劇コラボ」音楽劇第3弾、違反したら…

[ 2017年8月18日 05:30 ]

「朝陽の中で微笑んで」製作発表に臨んだ(左から)松任谷正隆、斎藤洋介、寺脇康文、松任谷由実、宮澤佐江、六平直政
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 歌手の松任谷由実(63)が東京・帝国劇場とコラボする歌と演劇を融合した舞台の第3弾「朝陽の中で微笑んで」が製作されることが決まり17日、都内で製作発表が行われた。

 主演に寺脇康文(55)、ヒロインに元AKB48の宮澤佐江(27)を起用。500年後の世界を舞台に、年の離れた男女の、時を超えた純愛を描く。ユーミンは劇中、ストーリーに合わせて持ち歌を披露。劇名は荒井由実時代の76年に発表したバラードで「難しい。どうしようと思っていますが、キャリアで鍛えられた今の表現力で歌うのが楽しみ」と意気込んだ。

 帝劇では初日と中日に座長が弁当を用意する慣習があり、ユーミンも過去2回の公演で用意。中身が分厚すぎるカツサンドや、関西の料亭からお取り寄せした懐石弁当など、豪華すぎる品が伝説となっている。「懐石弁当は新幹線で数人に200個持ってきてもらった。その往復の運賃もかかっている」とビッグな裏話を告白。「今回も練っております。帝劇の新たな歴史を刻む」と笑った。

 今作のテーマは「純愛」だが、このところ芸能界では斉藤由貴(50)や宮迫博之(47)ら不倫疑惑騒動が相次ぐ。そんな背景も踏まえ、記者から「座長として、スキャンダル禁止令などは考えているか」と質問が飛ぶと「うまく言わせて、見出しにするつもりでしょ」といたずらっぽく笑いつつ「その間(公演中)は禁止令を敷きたい」と宣言。「違反した人はお弁当抜き?いいですね」と醜聞無縁の“女王の貫禄”を見せた。11月27日から12月20日まで上演。

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