海老蔵、勸玄くん突然の号泣に「抱きしめることしかできない」

[ 2017年6月27日 05:30 ]

市川海老蔵
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 歌舞伎俳優の市川海老蔵(39)が26日、自身のブログを更新し「様々な行事を滞りなく終えることが出来ました。まおとの最後のお別れでした」と、22日に乳がんで亡くなった妻・小林麻央さん(享年34)の家族葬を行ったことを報告した。また、結婚式の日にプレゼントしたルビーのネックレスの写真を掲載。「まおに天まで持って行ってもらうものの1つ」と、棺の中に入れたことも暗に示した。

 この日の行事には長女の麗禾(れいか)ちゃん(5)と長男の勸玄(かんげん)くん(4)も立ち会った。海老蔵は「2人がどう感じたのかわかりません」と、子供にとってはあまりにつらい母との別れについて言及。「常に2人に愛を注ぎたいと思います」と父としての決意をつづった。

 早朝には心配なこともあった。麻央さんが亡くなった後、明るく振る舞っていた勸玄くんがせきを切ったように泣き出した。「ごめん。抱きしめることしかできない」と、息子に心で語りかけた海老蔵。さらに「この歳(とし)で母を失うという2人の心の傷。この先数十年その愛が注がれない不安」と、やるせない気持ちを率直につづった。

 7月3日から、東京・歌舞伎座の「七月大歌舞伎」で親子共演が実現。勸玄くんは史上最年少の宙乗りに挑戦する。しかし、海老蔵は心に深い傷を負った息子をただ優しく見守るだけではなく、歌舞伎の師匠として厳しく指導をしないといけない宿命も背負う。その分、海老蔵の母・希実子さんや麻央さんの母親、時には麻央さんの姉でフリーアナウンサーの小林麻耶(37)が母代わりになる。市川宗家は、家族一丸で跡継ぎを支えていく。

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2017年6月27日のニュース