GACKT ポーカートッププレーヤーと対決「いい刺激もらえれば」

[ 2016年10月1日 20:05 ]

8人のトップポーカートッププレーヤーとゲームを行ったGACKT

 歌手のGACKT(43)が1日、無料インターネットテレビ局「Abema TV」の「FRESH!by Abema TV×AJPCポーカーチャレンジ」で、国内外で活躍するポーカートッププレーヤー8人と“世紀の対決”に挑んだ。

 番組はこの日18時からライブ配信され、GACKTは対決直前、自身のポーカーとの出合いや魅力など、熱い思いを語った。

 約9年前、ライブの仕事で行ったスペイン・バルセロナで初めてポーカーを体験したGACKT。「バカラやブラックジャックなど、他のカードゲームの経験はあったんだけど、バルセロナで初めてルールを知ってポーカーに挑戦しました。ポーカーって他のゲームと同じようにギャンブル性の高いゲームだと認識していたんだけど、実際にプレーしてみると、他のゲームと違うんだってことを感じてね。それからポーカーの勉強を始めたんですよ。それからは他のゲームをやらなくなってね。自分がやってわかったことはポーカーはマインドスポーツ。ストラテジー(=戦略)、そして運も必要ですが、運って基本的にプレーヤー全員に均等に渡るもんだと思うんです。ただ均等に渡っている時に、自分に流れがきているかどうか、ただ単にカードが強いかどうかで流れがきているわけではないんですね。カードが弱くても、その時のポジショニングや相手との心理、駆け引きの中で、勝つことも多々あるんです。だから、いかに流れをつかむかですよね」とポーカーへの熱い思いを話した。

 続けて「ポーカーってプレーヤー同士が仲良くなれるんですよ。僕は海外によく1人で行くことが多いので、ポーカーがその国にあれば、必ずポーカーを通して仲良くなって、食事をしたりして友達や親友ができたりと面白いですよね。敵でありながら、同じテーブルの中で勝負していく中で、シンパシーを組み上げていける特殊なスポーツだなって認識なんですよ。ギャンブルだと位置づけて考えている人もいますが、僕はギャンブルだってことは否定しないし、マインドスポーツってことも否定はしません。言い方はともあれ、僕にとってポーカーは非常に人生を有意義にしてくれるし、コミュニケーションツールとしても最高だと思います」とポーカーを通して世界中で多くの仲間が増えたという。

 今夜のポーカー対決に対しては「今、絶不調なんですよ。でも、強い相手と対戦できることは光栄なことですし、いい刺激をもらえればいいですね」とトップとの対戦でさらなる成長を目指した。

 最後に「世界中を見た時に世界のほとんどの経営者がポーカーをやっていますね。経営にも似ていて、経営戦略にポーカーの考え方があてはまることは多いと思います。やって損なことはないと思うんですね。自分を成長させる上で、ポーカーの駆け引きって人生において必要だと感じています。老若男女問わずにできるし、やることで人を見たり、流れを読んだり、その場で自分が何をしなくてはいけないとか、勉強できる場だと思います。大げさかもしれませんが、ビジネスをうまく構築していく上で、ポーカーという競技を通してそこを学べると思います。自分にとって、ポーカーとは人生の中で一番極めたいものです」とその存在の大きさについて持論を展開した。

 なお、今回の番組の視聴方法は「FRESH!by Abema TV」の「全日本ポーカー選手権 AJPCチャンネル」で無料視聴ができる(※進行状況により終了時間変更の場合あり)。
【全日本ポーカー選手権 AJPCチャンネル 概要】

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