仲代達矢 よみがえる「七人の侍」に感激「涙を流しながら拝見」

[ 2016年9月14日 05:30 ]

トークショーに出席した仲代達矢と黒澤組スクリプターの野上照代氏

 黒澤明監督の代表作「七人の侍」(1954年公開)が4Kデジタルリマスター版で上映されることを記念した試写会とトークショーが13日、都内で行われ、俳優の仲代達矢(83)が出席した。

 19歳で端役で出演した仲代は「涙を流しながら拝見した」と最新技術でよみがえった名作に感激。「簡単にパソコンでも(映画を)見られる時代に、大きなスクリーンで若い人たちに見てほしい。そのためには作り手が“七人の侍”のような素敵なものを作らないと」と語った。「七人の侍」リマスター版は、開催中の「午前十時の映画祭7」で10月8日から全国55劇場で上映される。

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2016年9月14日のニュース