イエモン19年ぶりドラマ主題歌 タワマン舞台のサスペンス

[ 2016年9月10日 05:30 ]

19年ぶりにドラマ主題歌を担当する「THE YELLOW MONKEY」の(左から)菊地英二、吉井和哉、菊地英昭、廣瀬洋一

 今年5月に12年ぶりに再結成したロックバンド「THE YELLOW MONKEY(ザ・イエロー・モンキー)」が、19年ぶりにドラマ主題歌を手掛ける。菅野美穂(39)主演のTBS「砂の塔~知りすぎた隣人」(10月14日スタート、金曜後10・00)の主題歌「砂の塔」を書き下ろした。ドラマ主題歌は、97年に放送された浅野温子(55)主演の同局ドラマ「職員室」に「BURN」を提供して以来だ。

 10月19日にシングルで発売する。1月の再結成発表後にネット上などで公開していた新曲「ALRIGHT」をカップリングに収録。所属事務所によるとシングルのリリースは01年1月の「プライマル。」以来、15年ぶりとなる。

 ボーカルの吉井和哉(49)が脚本を読んで作詞作曲した。高級タワーマンションに引っ越してきた主婦が、隣人によって不幸に陥れられていくサスペンス。♪幸せも裏切りもいつもそばにあるよ 上に行くほど傾いた塔…と、タワーマンション住人独特の階数差別やみえ、嫉妬が交錯する人間模様を描き、ミディアムナンバーに乗せた。吉井は「現代社会の裏側とミステリーを掛け合わせたドラマですが、これはそのまま人間の人生や、バンドの人生に当てはまると思い、その側面も添えながら歌詞を書かせてもらった」と説明している。

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2016年9月10日のニュース