「君の名は。」聖地巡礼で苦情 公式サイトで“節度ある行動”呼び掛け

[ 2016年9月10日 12:35 ]

映画「君の名は。」の大ヒット舞台あいさつを行った(左から)新海誠監督、上白石萌音、神木隆之介、RADWIMPSの野田洋次郎、武田祐介、桑原彰

 大ヒット中のアニメ映画「君の名は。」(新海誠監督)に登場する街など、モデルとなった場所を訪れる“聖地巡礼”で苦情が寄せられているとして、映画の公式サイトに注意喚起のメッセージが掲載された。

 別々の土地で暮らす高校生の男女が夢で出会って入れ替わる幻想的なラブストーリー。8月26日の公開から10日間で動員290万人、興収38億円を突破し、2週連続1位のヒットとなっている。

 公開後、多くの熱心なファンが映画に登場する場所を訪れており、芸能人がツイッターで“聖地巡礼”を報告したことも話題となった。しかし、ファンが訪問することでの騒音などの苦情も近隣住民からは寄せられているようで、公式サイトでは9日、「『君の名は。』関連場所訪問(聖地巡礼)についてのお願い」と題したメッセージを掲載。「『君の名は。』製作委員会 」からとして、「『君の名は。』公開後、本編中に登場する、または関連のある場所へ、多くのファンの皆様にお越しいただいておりますが、近隣の方々より騒音や早朝深夜の訪問に関する苦情を多数いただきました。関連場所への訪問を予定されている皆様におかれましては、節度のある行動、及びマナーに十分心掛けていただきますようお願い申し上げます」と呼び掛けた。

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2016年9月10日のニュース