石原さとみ 初の日テレ連ドラ主演 校閲ガールに

[ 2016年8月11日 06:30 ]

日本テレビの10月ドラマ「地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子」で主演を務める石原さとみ

 女優の石原さとみ(29)が、10月スタートの日本テレビ系連続ドラマ「地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子」(水曜後10・00)に主演することが決まった。石原が同局の連ドラで主演を務めるのは初めて。

 石原が演じるヒロイン悦子は、ファッション誌の編集者を夢見て出版社に入社。だが、原稿の誤字や脱字、つじつまの合わない表現などを指摘・修正する「校閲部門」に配属になる。

 校閲部門は出版社や新聞社ではなじみ深い職種だが、これまで映像作品でほとんどスポットが当たることがなかった。石原は「ハケンの品格」など職業を扱ったドラマが大好きだといい、「地味でも世のため人のためになっているお仕事をされている皆さんを応援できる作品になれば」と意気込んでいる。

 悦子は思いもよらない部署に配属となったが、毎日ド派手なファッションに身を包んで校閲作業に励むという設定。仕事熱心で、原稿に疑問を感じれば、社外にまで飛び出して事実確認をする超行動派だ。

 実は石原は、プライベートでも文章の難しさを痛感したばかり。「今年、親友が結婚式を挙げてあいさつを頼まれたのですが、思いがあふれて文章がまとまらず本当に大変でした」と話す。そのため、膨大な文章を冷静にチェックする仕事に敬意を表しており「撮影に入るまでに実際にお仕事をされている方々とお会いしたい」と希望している。

 昨年のフジテレビ系連ドラ「5→9~私に恋したお坊さん~」ではコメディエンヌとしての才能を発揮。昨年公開の映画「進撃の巨人」でも、唯一コミカルな役どころで高い評価を得た。番組の小田玲奈プロデューサーは「ポジティブでストレートなヒロインは石原さんにぴったり」と、コメディー要素の強いドラマで、胸のすくような演技を期待している。

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2016年8月11日のニュース