イエモン 再結集のきっかけは吉井和哉のメール「もう一回やりませんか?」

[ 2016年7月24日 09:30 ]

「Music talk session THE YELLOW MONKEY with ハマ・オカモト powered by FULLCHORUS」の収録に臨んだ「THE YELLOW MONKEY」(C)areUme?
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 今年1月、15年ぶりの“再集結”を発表した4人組ロックバンド「THE YELLOW MONKEY」。メンバーたちは2004年の解散後も交流を続けていたという。昨年7月、英ロックバンド「ローリング・ストーンズ」のライブを見るためロンドンを訪れていたボーカルの吉井和哉(49)がメンバーへ1通のメールを送ったことが再結集のきっかけとなった。

 「ローリング・ストーンズの50周年ライブを見たことと、7月7日がうちらの“解散記念日”ということもあって『もう一回バンドをやりませんか?』とメールしました。ソロ活動を行っていたこともあって、単純にバンドのグループを欲していたので」と吉井は振り返る。

 メールを受け取った他の3人も「自分たちもバンドやりたいなという思いがあった」と明かす。ギターの菊地英昭(51)は「『もう一回イエローモンキーをやろう』というメールではなく、『純粋にもう一回バンドをやりませんか?』という内容のメールでした」と語り、ドラムの菊地英二(49)「ボーカルで曲を作っていた吉井が『もう一回やろうよ』と言ってくれただけでも十分ですし、こんな素敵な人間たちとまた音が出せることはうれしい」と感無量。ベースの廣瀬洋一(53)も「誘ってくれたときの『一からやろうぜ』みたいな感じに共感しました」と二つ返事で再集結を承諾した。

 メンバーそれぞれが吉井の思いを受け止め、“イエモン”の再結集が実現。今年1月に再結集が大々的に告知されると、5月11日に東京・代々木競技場 第一体育館で行われたライブで完全復活を遂げた。

 現在16年ぶりの全国ツアーを敢行中の彼らにとって“ライブ”とは何か。「本当の自分を出せる場所」(吉井)「最大の自己表現」(廣瀬)「自分のアイデンティティを保てる場所」(菊地英二)「一番自由に出来る場所。ミュージシャンとして、人間としての素が出る場所」(菊地英昭)とそれぞれが表現した。

 8月3日に横浜アリーナで開催される「THE YELLOW MONKEY SUPER JAPAN TOUR 2016―YOKOHAMA SPECIAL―」はBSスカパーで生中継(8月3日後7・00)される。また、同ライブに先立ち、26日には同局で「Music talk session THE YELLOW MONKEY with ハマ・オカモト powered by FULLCHORUS」(後8・00)を放送される。

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