窪田正孝主演で「東京喰種」実写映画化 ヒロインは清水富美加

[ 2016年6月24日 05:30 ]

映画「東京喰種」に主演する窪田正孝

 若者を中心に大ヒット中の漫画「東京喰種 トーキョーグール」が、俳優・窪田正孝(27)の主演で実写映画化される。ヒロインはNHK連続テレビ小説「まれ」などで注目された清水富美加(21)で、旬の2人が初共演する。

 11年から「週刊ヤングジャンプ」で連載され、単行本の累計発行部数は1800万部に上る人気。これまでアニメや舞台化され、映画化にも注目が集まっていた。

 人間の姿をしながら人を食らう怪人「喰種(グール)」が紛れ込んで暮らす東京が舞台。平凡な大学生・カネキは事故に遭い、臓器を移植されて“半喰種”になってしまう。喰種化したことに苦悩し、葛藤する中、喰種を駆逐しようとする人間側の捜査官との戦いが始まる。

 原作者の石田スイ氏が、連載開始直後にCMで窪田を見て「カネキが実際にこの世界にいたらこういう感じ」と思っていたというお墨付きの配役。窪田はそれでも、大人気作品に主演することに「たくさんの原作ファンの方の意見、思いがあると強く受け止めています。実際はびびっているのが本音です」と心境を吐露。自身も原作ファンで「大役に寄り添い、深く大事に演じさせていただく」と決意を明かした。

 清水が演じるのは、カネキと同じ喫茶店で働く女子高生で喰種のトーカ。カネキを助ける役どころで「撮影が終わったら死んでもいいくらいの気持ちで真摯(しんし)に臨んでいきたい」と話している。

 メガホンは、CMなどを手掛け劇場長編作品初となる萩原健太郎監督(35)。7月にクランクインし、来年の夏に公開される。

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