「いつ恋」期間平均視聴率9・7% 「極悪がんぼ」下回る月9史上最低

[ 2016年3月22日 09:30 ]

「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」の主演を務める(左から)高良健吾、有村架純(C)フジテレビ

 女優の有村架純(23)と俳優の高良健吾(28)が主演を務めたフジテレビ“月9”「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」(月曜後9・00)の最終回(第10話)が21日に放送され、平均視聴率は10・2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが22日、分かった。

 第1話11・6%、第2話9・6%、第3話10・0%、第4話8・9%、第5話8・8%、第6話10・7%、第7話8・9%、第8話8・8%、第9話9・4%、第10話10・2%と推移し、全10話の平均視聴率は9・7%。2014年4月クールの「極悪がんぼ」(全11話)が記録した期間平均10・0%を下回り、看板ドラマ枠“月9”史上最低となった。

 「東京ラブストーリー」「Mother」などで知られるヒットメーカー・坂元裕二氏によるオリジナル脚本で“月9”作品10本目。東京という街にのみ込まれそうになりながらも必死に生きる6人の若者たちをリアルに描き、人間を掘り下げた骨太な群像ラブストーリーは高く評価された一方、リアルタイムの世帯視聴率としては苦戦した。

 「太陽と海の教室」「月の恋人~Moon Lovers~」「信長協奏曲」などの村瀬健氏がプロデュース。演出は並木道子氏、石井祐介氏、高野舞氏。並木氏はフジテレビ「最高の離婚」「問題のあるレストラン」で坂元氏とタッグを組んだ。

続きを表示

2016年3月22日のニュース