「殉愛」訴訟、元弟子に賠償命令 たかじんさん妻が勝訴

[ 2015年10月28日 18:23 ]

 タレントの故やしきたかじんさんの妻が、たかじんさんの元弟子の男性に名誉を傷つけられたとして、1千万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、大阪地裁は28日、男性に慰謝料300万円を支払うよう命じた。

 判決によると、元弟子は昨年11月、インターネット上で誰でも閲覧できるウェブサイトに、自分が出演した番組を配信し、たかじんさんの闘病生活を描いた作家百田尚樹さんの著作「殉愛」の内容に関連して妻を中傷するような発言をした。

 杉浦徳宏裁判長は判決理由で「元弟子の発言は、たかじんさんの妻の社会的評価を低下させるもので、精神的苦痛を被ったと認められる」として賠償責任があると判断した。

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2015年10月28日のニュース