「コウノドリ」主役モデルの医師「お産は奇跡」11日ナビ番組

[ 2015年10月11日 09:00 ]

TBSドラマ「コウノドリ」の試写会イベントで舞台あいさつした(左から)吉田羊、大森南朋、綾野剛、松岡茉優、星野源

 「コウノドリ」にはモデルとなった医師がいた――。11日に放送されるTBS「『結婚式の前日に』&『コウノドリ』ナビ」(後4:00)で、今秋スタートする2本のドラマの見どころを紹介。「コウノドリ」の主役のモデルとなった医師の出産に対する思いなどが明かされる。

 「コウノドリ」(16日スタート、金曜後10:00)は、原作のコミックが累計150万部を超えるベストセラーで、産婦人科医療を描いた作品。綾野剛(33)演じる主人公の鴻鳥サクラは産婦人科医でジャズピアニストという役柄になる。11日の番組では、鴻鳥のモデルで、大阪・りんくう総合医療センターに務める医師・荻田和秀さんに密着取材する。

 気さくな人柄で妊婦やスタッフからの信頼を寄せられている荻田さん。「ほとんどのお産は問題なくいくんですけど、危険のあるお産もあるんですよね。周産期センターって、そういう人たちが集まってくる現場なので、そういう中でお産をとっていると、本当におめでとうって気分になるんです。それは言葉を変えれば、奇跡なんだろうって言ってもおかしくないですよね」とかみしめるように話した。

 ドラマではどのような「奇跡」が描かれるのか。荻田さんは「脚本読んで泣きました。医者、それから助産師というスタッフだけじゃなくて妊婦さん、妊婦さんのご主人、赤ちゃんを取り巻くいろんな人の気持ちを描きこんでいる」と太鼓判を押した。

 一方「結婚式の前日に」(13日スタート、火曜後10:00)は、東京・築地を舞台に、28年ぶりに再会した母と子の絆をテーマにしたヒューマンドラマ。11日の番組では、主演の香里奈(31)が花嫁姿で参加した「東京ガールズコレクション」の舞台裏の様子や、主人公の父親役の遠藤憲一(54)が、寿司店で板前修行をする姿などを公開する。また、特別企画として「毎日のお弁当に込めた、母から娘への感動ストーリー」も放送する。

続きを表示

2015年10月11日のニュース