レベッカに紅白出演を打診 再結成で話題、結成31年ついに!?

[ 2015年9月14日 06:30 ]

紅白出場を打診されているレベッカのボーカルNOKKO(85年撮影)

 1980年代に一世を風びし、今年20年ぶりに再結成したロックバンド「REBECCA(レベッカ)」が、大みそかのNHK紅白歌合戦への出演を打診されていることが13日、分かった。出演が実現すれば、結成31年で初出場となる。

 番組関係者が現在、レベッカ側に出演の意思を確認している。NHK関係者は「まだ9月の段階なので正式な回答を得るのはこれから」と説明するが、意思確認が出来次第、正式にオファーする。

 通常、来月以降に始まる出演交渉を前に早くも動きだしているのは、レベッカのメンバー4人がそれぞれ多忙で、早い時期にスケジュールを組まなければ、実現できなくなる事情がある。

 今年は、戦後70年を迎えた年の紅白。戦後の音楽史を振り返る企画を予定しており、80年代の音楽シーンを代表するレベッカを欠かせない存在として期待している。

 また、12年の紅白で、当時16年ぶりに再結成した女性ロックバンド「プリンセス・プリンセス」を初出場させて好評を得ており、再び“伝説のバンド”を登場させ、多くの視聴者にアピールしたい狙いもある。

 レベッカは84年にデビュー。NOKKO(51)による紅一点ボーカルバンドの先駆けで、日本のロックバンドでは初めてアルバムのミリオンセールスを達成。その後、人気絶頂の91年に解散した。

 95年と00年に期間限定で再結成。先月、20年ぶりの再結成公演を横浜アリーナで行った。11月29日にさいたまスーパーアリーナで追加公演を行う予定だが、その後の活動を「白紙」としている。

 NOKKOのハイトーンボイスは紅白のステージでも響くのか。NHKとの交渉の行方が注目される。

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2015年9月14日のニュース