岡村隆史 頑張った“時間ある”波田陽区は「TBSの宝だと思う」

[ 2015年1月17日 06:00 ]

TBSの新番組「時間がある人しか出れないTV」でMCを務める岡村隆史

 お笑いコンビ「ナインティナイン」の岡村隆史(44)がMCを務めるTBSの新バラエティー番組「時間がある人しか出れないTV」(深夜0・41、初回のみ深夜0・56)が19日にスタートする。初回の収録を終え、岡村が報道陣の取材に応じた。

 番組は時間を掛けないとできないことに地道に挑戦するドキュメントバラエティーで、“時間に余裕がある”芸人やタレントがさまざまな「やってもらいたい」「調べてもらいたい」ことに時間をかけて挑む。岡村は「いろんなデータが手に入ったし、家で見たかったなって思うぐらい、面白かった。他人任せですけど、知りたいことが全部わかって、自分の弱いところもわかって、リアルないろんな結果が出たので楽しかった」と大満足。

 初回では、お笑い芸人の波田陽区(39)が同局の人気番組「オールスター感謝祭」で過去20年で最も正解を出した総合チャンピオンを算出することに挑戦。「総合順位が出るのが途中からやったんやなって(わかった)。途中から順位を出したほうがいいって誰かが言い出したんでしょうね。(20年間で)約1800人ぐらいの参加者のうち、感謝祭の皆勤賞は一人しかいないんですって。昔の映像を見るだけで、ほんま凄かったと収録で知り得た情報を興奮気味に話した岡村。挑戦後、波田は「感謝祭に出たい」と言っていたといい、「出られないんでしょうけど、出したげてほしい。頑張ってました。TBSの判断を楽しみにしています。TBSの宝だと思いますよ」と頑張りへのごほうびを波田に代わって求めた。

 今後もさまざまな“時間のある”芸人たちが番組に参加することになる。初回での収録の反省を踏まえ、「極力、文句言わない若手の人。気の良さそうな、マジメな人に来てほしいね。(大変すぎて)結構毒吐くから。何があっても文句を言わない、頑張れる人限定にしたい」と要望。事務所の後輩たちについては「吉本にも山ほどいる。チーフマネジャーが(東京・渋谷のよしもと)∞ホールに行くので、今後がそこからのねじ込みがスゴイだろうなと思っている」と話し、笑わせた。

 今後は調査ものだけでなく、「素人にスキージャンプのK点越えができるか」「カラオケ消費カロリーダイエット」など身体を張った企画も多数用意されている。「最近はお笑いの番組が少なくなっていて、ここで(若手たちが)ちょっとでもお金もらえたらいいなと。どんどん時間ある人が参加してくれたほうがスタッフ的にもありがたい」と番組への参加を呼びかけた。

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2015年1月17日のニュース