森進一、紅白引退示唆「どこか節目で潔く」50周年の来年にも

[ 2014年12月25日 08:22 ]

笑顔で芸能生活を振り返る森進一
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 歌手の森進一(67)がスポニチ本紙のインタビューに応じ、大みそかに47年連続で出場するNHK紅白歌合戦について「どこか節目でやめたい」と、引退する覚悟を決めていることが分かった。デビュー50周年の節目を迎える来年にも身を引く可能性がある。

 第19回からの最多連続出場記録を更新中の森。紅白への意気込みを聞くと「頑張ります」とだけ答え、淡々と続けた。

 「たまたま出させてもらっているけど、できればどこか節目でやめたい。来るときが来たら、潔く(身を引こう)と思っている」

 「節目」がいつかは明かさなかったが、来年にデビュー50周年の大きな節目を迎える。引退の覚悟を決めた理由については「もう時代が違う。演歌じゃない。僕はもう流行の中にいないからね」と控えめに話した。最新曲「えにし」ではCDジャケットで初めて着物姿になっており「演歌っぽい歌がない今、初めて演歌を強く意識してつくった」と説明。あえて時代に逆らうあたりに紅白引退の覚悟をうかがわせる。

 今月5日には、芸術文化活動に貢献したとして文化庁の長官表彰を受けており「ファンが逆境の中でも支えてくれたおかげ」と感謝した。

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