贋作で70億円…滝クリが追う“もう1人のフェルメール”

[ 2014年12月17日 08:20 ]

BS朝日の特番で、フェルメールの「デルフトの眺望」に描かれたオランダ・デルフトの町を訪れた滝川クリステル

 フリーアナウンサーの滝川クリステル(37)がBS朝日の特番で“20世紀最大の絵画贋作(がんさく)事件”を追う。来年1月11日放送の「滝川クリステルのオランダ美術紀行」(後9・00)で、17世紀の画家フェルメールの贋作を作り続け、70億円をだまし取った画家ファン・メーヘレンの実像をリポートする。

 メーヘレンは第2次世界大戦後に「敵国のナチス・ドイツにフェルメールの作品を高値で売った」として裁判にかけられたが、「売ったのは贋作だ」と無実を訴え、法廷で腕前を披露し、無罪になったことで知られる。

 滝川は、フェルメールの「牛乳を注ぐ女」が展示されているアムステルダム国立美術館や、「デルフトの眺望」が描かれた町を訪問。「今回の取材で思ったのは、フェルメールの魅力を誰よりも深く理解していたのは、実はメーヘレンなのではないか。フェルメールを世界で一番愛していたのは彼ではないか…そんな思いでした」と話している。

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2014年12月17日のニュース