東京・池袋に新ランドマーク 首都圏最大級シネコン2017年オープン

[ 2014年12月17日 20:08 ]

東京・池袋に2017年に開業する新シネコンの外観完成予想イメージ

 シネマコンプレックス「シネマサンシャイン」などを展開する佐々木興業が17日、東京・池袋に2017年に開業する首都圏最大級のシネコン「東池袋一丁目新シネマコンプレックスプロジェクト(仮称)」を発表した。

 新シネコンは地上15階、地下3階のビルの4~15階部分に12スクリーン、約2600席を設置。12~15階には高さ18メートル×幅26メートルの日本最大級のスクリーンを要する「次世代IMAX」を導入する。4階には動くシートや風、香りなどのエフェクトを使った体感型シアター「4DX」を採用するほか、「Dolby Atmos」など最新の音響システムを全スクリーンに取り入れる。

 池袋地区には、同社の「シネマサンシャイン池袋」(6スクリーン、1363席)を含め17スクリーン、3804席があり年間の映画人口は約180万人。佐々木伸一社長は、「新シネコンによって29スクリーン、約6400席となり、映画人口330万人を目標にしたい」と説明。豊島区などと連携し、映画のプレミアを誘致し池袋駅から続くサンシャイン通りにレッドカーペットを敷く計画なども披露し、「インフラが足りていないから、観客動員がこれだけにとどまっている。池袋はまだまだポテンシャルの高い街。同一企業が同じ地区で18スクリーンを展開している例は日本では他にないので、コンテンツの幅も広がる。新しい映像文化の発信拠点としてますますの努力をすれば、街のにぎわいが生まれる」と意気込みを語った。

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2014年12月17日のニュース