長谷川豊 フジ退社後初のニュースキャスター!“毒舌”が決め手

[ 2014年11月3日 05:52 ]

フジテレビ退社以来、初のニュース番組に登板するフリーキャスター長谷川豊

 元フジテレビアナウンサーでフリーキャスターの長谷川豊(39)が経費の不正使用があったとして降格処分を受け、同局を退社して以来、初めてニュースキャスターを務めることが2日、分かった。登板するのは28日放送のテレビ大阪「報道特番 長谷川豊 大阪の大問題」(仮題、後5・13)。来年3月末までに計3回放送する予定で、来春からのレギュラー化も視野に入れている。

 同番組は当日のニュースに加え、特に大阪で起こった興味深いニュースを掘り下げ「裏に隠れた本質」をあぶり出すというテイスト。長谷川は「アナウンサーにとって、一番やりがいあるタイプの番組」と大乗り気で「一歩踏み込んで、失礼ですが大手キー局ではないテレビ大阪だからこそできる、フジ時代にはできなかったモノを作りたい。テレビの新しい可能性を探りたい」と鼻息は荒い。

 テレビ大阪では、長谷川の実績やフリー転向後、同局の「たかじんNOマネー」(現在は「たかじんNOマネー BLACK」土曜後1・00)にゲスト出演した際の“毒舌”ぶりにほれ込みラブコールを送ったという。

 長谷川は1999年にフジテレビに入社し、1年目から夕方のニュース番組「FNNスーパーニュース」のフィールドキャスターに。その後は情報番組「とくダネ!」などで活躍したが、ニューヨーク支局赴任中の12年、滞在関連費用を不正使用したと発表され退社。その後、横領の事実はないと説明した自身のブログや著書が反響を呼ぶなど、一連の動きが世間を大きくにぎわせた。自らがニュースになった長谷川が鋭くニュースを斬り込む姿が注目を集めそうだ。

 ◇長谷川 豊(はせがわ・ゆたか)1975年(昭50)8月12日、奈良市生まれ。立命大卒業後の99年、フジテレビ入社。ニュース番組のほか競馬、モータースポーツ中継などで活躍。10年9月からニューヨーク支局勤務も12年6月、同局から「経費の不正使用があった」と発表され異動、降格。13年4月に退社。直後に立ち上げたブログで「不正使用」への反論を行い話題に。8月、TOKYO MXのバラエティー「ニッポン・ダンディ」でテレビ復帰した。

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2014年11月3日のニュース