「ザ・レイド」第3作オファーも 松田龍平「無残に殺されそう」 

[ 2014年10月24日 20:14 ]

東京国際映画祭で舞台あいさつを行った(左から)ギャレス・エバンス監督、主演のイコ・ウワイス、松田龍平、遠藤憲一、北村一輝

 俳優の松田龍平(31)、遠藤憲一(53)、北村一輝(45)が24日、出演したインドネシアのアクション映画「ザ・レイド GOKUDO」が特別招待作品として上映された第27回東京国際映画祭で舞台あいさつを行った。

 2011年に日本でも公開され高い評価を受けた「ザ・レイド」の続編。前作のファンだったという松田は「監督に呼んでいただいてうれしかった。僕自身にアクションはないけれど、前作をしのぐアクションで人間ドラマもより濃密に描かれているので、楽しめると思う」と自信のほどをのぞかせた。

 英国人のギャレス・エバンス監督(34)は、「幼い頃から日本映画に影響を受け、いけないんだけれど、やくざ映画を見て育った。ここにいる日本の素晴らしい俳優にも出てもらうことができ、見どころ満載の作品になった」と感慨深げ。既に企画を進めている第3作は日本を舞台にしたい意向を示し、「ここにいる皆が『イエス』と言ってくれるとうれしい」とラブコールを送った。

 これに対し松田は、「『ザ・レイド』に出る役者さんは、皆悲惨な死に方をしているので、僕らも(出演すれば)無残に殺されるんでしょうね」と慎重な姿勢。「世界にはこんな才能が眠っているんだと、いい刺激になった」と話した遠藤、「これからも、いろんな国の映画に挑戦していきます」と意欲を見せた北村も、苦笑いを返すしかなかった。

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2014年10月24日のニュース