ＮＨＫ朝ドラ「まれ」　土屋太鳳の“両親”に大泉洋と常盤貴子

ＮＨＫ連続テレビ小説「まれ」新キャスト発表会見に出席した（上段左から）門脇麦、山崎賢人、中村敦夫、鈴木砂羽、篠井英介、清水富美加（下段左から）田中泯、田中裕子、大泉洋、土屋太鳳、常盤貴子、葉山奨之

　１５年前半期のＮＨＫ連続テレビ小説「まれ」の新キャスト１１人が８日、東京渋谷区の同局で発表された。石川県・能登が舞台の現代劇で、主演の土屋太鳳（１９）の父親に大泉洋（４１）、母親役に常盤貴子（４２）が起用された。ともに朝ドラは初出演とフレッシュな顔ぶれとなった。

　大泉は「子どもの頃から両親が見ていた朝ドラに出るのが夢だった。始めはヒロインの相手役と思ったが、まだ娘が３歳のため父親役は不安」とニヤリ。「出演するよりも見たい」とボケて笑わせた。常盤は「主演が決まる前に出演を決めたカケに出ました。太鳳ちゃんに決まってすごくうれしかった。大切な愛おしいヒロインになってくれるのでは」と大きな期待を寄せた。

　土屋演じる希（まれ）の祖母代わりに田中裕子（５９）、祖父代わりの役に田中泯（６９）。同級生に門脇麦（２２）、山崎賢人（２０）ら若手俳優陣が顔をそろえた。　土屋は役づくりのため、デビュー以来伸ばしていたというロングヘアをバッサリカットして会見に登場。そうそうたる共演者に囲まれ、「前回の発表会見は合格発表な気分でしたが、今日は入学式のような気分。しっかり修行します」と抱負を語った。