没後300年の彦八まつり 上方落語のファン感謝祭

[ 2014年9月6日 11:53 ]

 上方落語の祖とされる米沢彦八の没後300年を記念する「彦八まつり」が6日、大阪市天王寺区の生国魂神社で始まった。7日まで。奉納落語会や落語家バンドのステージ、阿波おどりなどさまざまなイベントがある。

 「彦八まつり」は、1991年から開かれている上方落語協会(桂文枝会長)のファン感謝祭。幕開けには桂米団治さんら人気落語家が「噺家三番叟」を披露。長唄や三味線も落語家が務め、にぎやかにお祭りムードを盛り上げた。

 あいさつに立った桂文枝さんは、多くのファンを前に「AKB48は『会いに行けるアイドル』ですが、われわれは『話しに行けるアイドル』。ぜひ応援していただきたい」とPRした。

 初代の米沢彦八は、江戸時代に生国魂神社の境内など大阪で活躍したといわれ、彦八の作とされる「味噌蔵」などゆかりの落語も披露される。

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2014年9月6日のニュース