韓国人気女優　２・５億円申告漏れ　特別待遇中に　批判拡大

　人気韓流ドラマ「秋の童話」や「オールイン」などに出演し日本でも知られる韓国の女優、ソン・ヘギョ（３２）が２０１１年までの３年間に約２５億５０００万ウォン（約２億５０００万円）の申告漏れをしたとして追徴課税されていたことが１９日分かった。複数の韓国メディアが伝えた。

　ソンは税理士に任せ申告漏れに気付かなかったとしながら謝罪した。しかしソンは０９年に「模範納税者」に選ばれ、税務調査の猶予など特別待遇を受けており、この猶予期間に巨額の申告漏れをしたことで批判が拡大している。

　税務当局は経費の大部分について支出の証明がないと指摘したという。ソンは清純なイメージで韓国でも人気が高いが、大きな打撃を受けるとの声が出ている。（共同）