柳葉敏郎 35年ぶり学ラン姿 反町隆史のしごきに「快感」

[ 2014年7月9日 12:18 ]

フジテレビ系連続ドラマ「あすなろ三三七拍子」制作発表に出演した(左から)大内田悠平、剛力彩芽、柳葉敏郎、反町隆史、ほんこん

俳優の柳葉敏郎(53)が9日、都内で行われた主演するフジテレビ系連続ドラマ「あすなろ三三七拍子」(15日スタート、火曜後9・00)制作発表に共演の剛力彩芽(21)、風間俊介(31)、反町隆史(40)らと出席。「快感をもってしごかれてます」としごかれ役を満喫していることを告白した。

 作家・重松清さん(51)の同名小説が原作で、存続の危機にある翌檜(あすなろ)大学応援団を立て直すため、50歳の中年男が団長に就任し、前近代的な基本精神を掲げる応援団でその哲学を学んでいく。柳葉は会社から応援団に出向となる中年サラリーマンの主人公・藤巻大介を演じる。

 柳葉は15年ぶりに同局の連ドラ主演。「フジテレビ、共同テレビさんが清水の舞台から飛び降りる覚悟で僕を採用したと思うので、その気持ちに応えたい」と気合充分。「35年ぶり」だという学ランに身を包んだ柳葉は「暑い。暑さを精神的な熱さに変えて頑張っています」と笑った。反町演じる応援団OBに激しくしごかれる役どころとあり「どっちというか、M的なものもある。快感をもってしごかれてます」と“しごき”も受け入れつつ、「(反町とは)初めてなのでいい緊張感がある。設定上どうしても逆らえないので、普段の会話はできるだけ上から目線でいかせてもらっている」と先輩としてのプライドをのぞかせ、笑いを誘った。

 応援団の紅一点、女性部員を演じる剛力は「(大きな声を出す役は)初めてなので…皆さんに負けないぐらいの大きな声、思いがこもった大きな声を出すのは難しい」と苦労を告白。「伝えたい思いが詰まっている。女性の目線で伝えていきたい」と意気込んだ。

 会見の最後には、柳葉が大学の応援団をバックに応援パフォーマンスを披露。やり終えると、「ヒザが大爆笑してる」と苦笑い。「達成感はあります。まだまだ25点ぐらいでしょう。100点は最終回までとっておきましょう。このドラマが始まったばかりなので、情熱を失わずにもっともっと頑張ります」と気合を入れた。そんな柳葉に剛力も「すごい格好良かった。すごいな、団長についていこうと思います」と熱い視線を送った。

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